米「災害対策に3200億円」大規模火災が頻発・水不足も深刻…各地で“記録的熱波”(2022年7月26日)

米「災害対策に3200億円」大規模火災が頻発・水不足も深刻…各地で“記録的熱波”(2022年7月26日)

米「災害対策に3200億円」大規模火災が頻発・水不足も深刻…各地で“記録的熱波”(2022年7月26日)

世界は今、気候変動の真っただ中にあります。その中でも、特に深刻なのが“熱波”です。熱波とは、日中の最高気温が平均最高気温を5度以上上回る日が、5日間以上連続した場合のことをいいます。

世界気象機関・ターラス事務局長:「今後は熱波が当たり前になり、異常気象もさらに強まるでしょう。すでに大量の二酸化炭素を排出してきたため、今後、数十年、悪化傾向が続くでしょう。これまで、世界全体で排出量を減らせていません」

記録的な熱波の影響を受けているのは、北半球です。中国では駐車していた車が、暑さのせいなのか、車内が爆発し炎上。道路は変形しています。

アメリカ・ノースダコタ州では、スーパーセル(巨大積乱雲)が発生しました。
CNN:「アメリカでも、観測史上、最高気温を記録。北東部の都市では最高気温記録が更新されていて、6000万人以上が熱波の影響を受けている」

西海岸のカリフォルニア州。22日に発生し、すでに69平方キロメートルを焼いた山火事が、手が付けられない状態になっています。それ以外にも、アメリカ最大の貯水湖・ミード湖は、ダムが作られた1930年代以降、最低の水位となりました。これもロッキー山脈で降雪が減った気候変動のせいです。

アメリカ政府は、気候変動に伴う災害対策として、インフラの整備に約3200億円を投じると発表しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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