中国の“小京都”が路線変更で再オープンへ ロシアや北朝鮮の商品も
中国大連市で、開業からわずか1週間で営業を停止していた日本をテーマにした商業施設が、今月から再開する見通しであることがわかりました。コンセプトは様変わりするようです。
どこか見覚えのある石畳の通り。これは、京都の街並みを忠実に再現した商業施設です。よくみると中国の国旗が掲げられています。
去年8月、中国大連市に総工費およそ1000億円をかけた商業施設「盛唐・小京都」がオープンしました。日本の商品を扱うだけでなく、京都の清水寺周辺の街並みを忠実に再現した「小京都商業街」が注目を集め、なかには、こんな姿で記念写真を撮る人も出るほど、開業当初は多くの人で賑わいました。
さらに、周辺に建てられた和風建築のホテルや露天風呂付きの別荘も人気を博しました。しかし・・・ネットを中心に批判が出たため、わずか1週間で営業を停止。
関係者によりますと、施設がある金石の地名を用いて名称を「金石万巷」に変更し、今月下旬から再オープンする見通しだということです。日本に加え、ロシアやイタリア、北朝鮮などの商品も扱うということで、当初のコンセプトを大きく変更したとみられます。(07日18:13)
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