「サル痘」国内初は東京都の30代男性 ヨーロッパへの渡航歴あり(2022年7月25日)
厚生労働省によりますと、欧米などで感染が拡大しているサル痘について、日本国内で初めて感染者が確認されました。東京都の30代の男性だということです。
厚生労働省:「症状としては発熱、発疹、頭痛、倦怠(けんたい)感。現在の症状状態は安定していると。欧州に渡航歴があるということです」
サル痘への感染が確認されたのは東京都の30代の男性です。
男性は欧州への渡航歴があり、症状が出たことから東京都の健康安全研究センターで詳しく解析をしたところ、感染が判明しました。
現在は都内の医療機関に入院しているということです。
サル痘の患者が国内で確認されたのは初めてです。
サル痘は顔や体に発疹ができたり、発熱や頭痛などの症状がみられる感染症です。
主に接触感染や飛沫感染で人から人へ感染するとされていますが、多くの場合は自然に回復するということです。
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は23日、サル痘について「さらなる感染拡大の明確なリスクがある」などとして、最高レベルの警告にあたる「緊急事態」を宣言しました。
サル痘を巡っては今年に入り、75の国と地域で1万6000人以上の感染と5人の死亡が報告されています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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