桜島 続く避難指示33世帯51人 火口から3キロで大きな噴石に厳重警戒|TBS NEWS DIG
気象庁はきのう、鹿児島県桜島の噴火警戒レベルを初めて最高の5に引き上げました。過去に噴石が居住地域を直撃したこともあり、気象庁は厳重な警戒を呼びかけています。
きのう午後8時5分、桜島の南岳が爆発。大きな噴石が火口からおよそ2.5キロまで飛びました。
鹿児島大学 井村隆介准教授(火山地質学)
「夜の噴火で(噴石が)赤く散らばっているのを皆さんご覧になったと思うが、あれ1個ずつは軽自動車1台ぐらいの大きさがあるようなものが飛んでいる」
噴火警戒レベルが初めて、最高の5、「避難」に引き上げられた桜島。鹿児島市街地から約4キロ、3418人が暮らしていますが、2011年に996回爆発的噴火を記録した世界有数の活火山です。
特に1980年代は火口からおよそ3キロの古里町に大きな噴石が落下し、建物に被害も出ました。
その古里町の一部、そして有村町の33世帯51人には避難指示が出ています。
避難者
「全然眠れなかった」
「いつ帰れるか分からないから心配」
避難した人の中には、家に薬やペットを残したままの人もいます。きょう午後4時すぎ、避難所を訪れた鹿児島市の下鶴隆央市長は、あすにも一時帰宅を目指すと住民に答えました。
避難者
「こういう状況で家に帰れない人も、ちょっとでも帰って薬をとれたらいい」
鹿児島市 下鶴隆央市長
「気象台、消防、警察との話し合いになるが、なんとかあすにでも一時帰宅できれば」
気象庁は、大規模噴火の兆候は見られないとした上で、火口から3キロで大きな噴石に厳重に警戒を呼びかけています。
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