「旅行に行くため」夏休みに使うお金増加増価 コロナ禍前を上回る 一方で団体旅行では不安も|TBS NEWS DIG
コロナの感染拡大の消費への影響です。今年の夏休みは「去年より使うお金を増やしたい」という人が大幅に増えた一方、予約のキャンセルや列車の運休などの影響もでています。
京都の夏を彩る祇園祭。きのう、後祭の「山鉾巡行」が行われ、3万5000人が訪れました。3年ぶりに行動制限のない夏休み。各地で人出が戻る中、期待されるのは、景気の回復です。明治安田生命の調査では、夏休みに使う予定の金額は4年ぶりに増加しました。
街の声
「石垣の方とかで、むこうについてもそこのリゾートだけで。10万もう少しとか出してみたりとか奮発して」
「海外旅行に行けないので、多少使っちゃってもいいかな。20万くらい」
「いままで我慢してきた分、大丈夫かなという気持ちがある」
調査では平均額は6万8632円と、コロナ禍前を上回りました。使うお金を「増やす」人の半数が「旅行に行くため」と回答したということです。
明治安田総合研究所 小玉祐一チーフエコノミスト
「コロナ禍でずっと抑制されていた旅行需要がここへきて一気に噴出してきた印象」
ただ、これに水を差しそうなのがコロナの感染拡大です。
飛鳥旅行(東京都旅行業協会会長) 村山吉三郎社長
「予約が入らなくなった。全くストップした状態」
主に団体旅行を扱うこちらの会社。今月上旬以降、新たな予約がなくなり、先週は大学生60人の合宿予約がキャンセルになるかもしれないとの連絡も入りました。
飛鳥旅行(東京都旅行業協会会長) 村山吉三郎社長
「元の夏の状態に戻って予約もどんどん入ってきてくれて、すごい期待感があったが、結局それがなくなってしまった」
一方で、個人客がほとんどだというこちらのホテルでは、感染拡大でも影響は少ないとみています。
OMO7大阪by星野リゾート 中村友樹総支配人
「コロナの影響でキャンセルが増えたり、そういう傾向はない」
また、大手旅行会社の関係者も、今のところはキャンセルは広がっていないと話しています。ただ、気になるニュースも…。JR九州はきょう、運転士や車掌など38人がコロナの感染者や濃厚接触者になり、特急列車120本の運休すると発表しました。
夏の旅行は予定通り盛り上がるのか、景気にとっても重要な分岐点になりそうです。
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