東電旧経営陣4人に13兆円賠償「直ちに強制執行を」原告の株主側が要望 東電が応じない場合株主側が手続きとる構え｜TBS NEWS DIG
福島第一原発事故を巡り東京電力旧経営陣4人が東電に対し13兆円余りを賠償するよう命じた東京地裁判決を受け、訴えを起こした株主が東電に、4人の資産を差し押さえるよう要望しました。
東京地裁は今月13日の判決で、東電旧経営陣4人が「津波対策を怠った」として、原発事故で東電が受けた損害13兆円を東電に賠償するよう命じ、判決確定前に強制執行できる「仮執行」も認めました。
これを受け、訴えを起こした東電の個人株主が会社に対し、直ちに4人の資産の差し押さえなどの手続きをとることを要望したと明らかにしました。
株主側は「厳しい東電の経営状況では被災者への賠償の先細りが心配だ」「東電は事故を反省しているなら旧経営陣を擁護せず、ただちに資金を回収して欲しい」としていて、東電が応じない場合株主側が仮執行の手続きをとる考えです。
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