プーチン大統領 イラン大統領と“良好関係”会談…トルコ大統領とも“食料問題”協議(2022年7月20日)

プーチン大統領 イラン大統領と“良好関係”会談…トルコ大統領とも“食料問題”協議(2022年7月20日)

プーチン大統領 イラン大統領と“良好関係”会談…トルコ大統領とも“食料問題”協議(2022年7月20日)

 ロシアのプーチン大統領がイランを訪問し、共に欧米から制裁を受けるイランのライシ大統領と会談した。さらに、トルコのエルドアン大統領とも会談。黒海封鎖による食料問題について協議した。

■プーチン大統領「二国間貿易額が記録的増加」

 日本時間19日午後10時ごろ、ロシアのプーチン大統領は、イランの首都テヘランの空港に降り立った。

 まず行われたのは、共に欧米から制裁を受けるイランのライシ大統領との会談だった。その冒頭で、次のように話した。

 ライシ大統領:「二国間会談、三国間会談をするため、私たちの招待を受け入れて頂き、誠にありがとうございいます」

 プーチン大統領:「私たちの関係は、順調に発展しています。我々は、安全保障問題での協力関係を強化し、シリア紛争の解決に大きく寄与しています」

 プーチン大統領は、「ウクライナ侵攻後も、二国間の貿易額が記録的な増加を見せている」とし、良好な関係をアピールした。

■トルコ大統領と穀物輸出を協議「努力に感謝」

 続いて、トルコのエルドアン大統領との会談では、こんなやり取りがあった。

 プーチン大統領:「大統領、お会いできてうれしいです。ほぼ1年ぶりの再会ですね」

 エルドアン大統領:「電話で話すことは多いですね」

 ウクライナ侵攻後、初となる対面での会談だ。

 プーチン大統領:「食糧問題や黒海を経由した穀物輸出に関する交渉のための、あなたの努力に感謝します。あなたの調停のお陰で、進歩しました」

 プーチン大統領は、そのうえで、「解決はしていない問題もあるが、好ましい状況」と述べた。

 これに対し、エルドアン大統領は、ロシアの姿勢を高く評価し、穀物の輸出は早期に再開できるという認識を示した。

 ウクライナ産の穀物を巡っては、週内にもロシアと、ウクライナなどの代表団が、トルコで会談し、輸出船の航路の安全確保などを定めた合意文書を交わす見通しだ。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年7月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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