親ロ派「ドネツク人民共和国」モスクワに大使館開設(2022年7月13日)
ウクライナ東部を実効支配する親ロシア派の武装勢力「ドネツク人民共和国」の大使館がモスクワに開設されました。
「ドネツク人民共和国」は、ウクライナ東部で一方的に独立を宣言している親ロシア派の武装勢力で、ロシアは2月に国家として承認していました。
12日に行われた大使館開設の式典では「外相」を自称する女性が「我々は国旗や国歌、憲法もある独立国家だ」と主張しました。
今回の式典には、ロシア政府の高官などは出席せず、大規模な式典も見送られたことについて「大使」とされる女性は「ウクライナ東部で同胞が死んでいるなか、ここで祝うことはできない」としました。
また、「ドネツク人民共和国」がシリア、北朝鮮との間で正式な外交関係の樹立に向けた協議を進めていることを明らかにしました。
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