観光船引き揚げ開始は22日にも 「飽和潜水」で確認の後(2022年5月17日)
北海道の知床沖で観光船が沈没した事故で、22日にも船の引き揚げ作業を開始するということです。
観光船「KAZU1」は深さ約120メートルの海底に沈んでいます。
現地対策本部によりますと、早ければ22日にも船の引き揚げ作業を始めるということです。
作業を始めるにあたって「飽和潜水」を行い、船の状態を確認するとしています。
その飽和潜水を行うための船が17日午前、網走港に到着しました。
3人の潜水士が深さ120メートルの水圧に体が耐えられるようにするため、専用の「加圧室」に入って高圧のガスを吸うなどして体を慣らしていきます。
飽和潜水は19日から行われ、船内とその周辺で行方不明者の捜索や船の引き揚げに向けた調査に取り掛かります。
船は18日夕方に網走港を出て、観光船が沈んでいる現場海域に向かう予定です。
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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