東京都3月16日以来の1万人越え 政府対策「行動制限」はしない|TBS NEWS DIG

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東京都3月16日以来の1万人越え 政府対策「行動制限」はしない|TBS NEWS DIG

7月12日、東京都のコロナ新規感染者数は1万1511人でした。後藤厚生労働大臣は、「政府としては行動制限をかけるような事態とは思っていない。今後の感染の推移を見守りたい」と発言がありました。第6波と比べてどのような状態になるのか?今後の予測をスタジオで解説します。

井上貴博キャスター:
オミクロン株今回の波をどんな対策で乗り越えていくべきなのか、16時45分ごろに発表された東京の今日の感染者数です。1万1511人です。東京都の独自基準の重症者が現在12人、全体の病床使用率が40%ほどです。全国の新規感染者数も今日発表されつつあります。

井上キャスター:
フリップにあるのが過去最多となった自治体です。愛媛(1014人)、大分(1113人)、長崎(849人)、沖縄(3436人)、島根(1292人)、鳥取(429人)、山口(527人)、熊本(2333人)、青森(700人)、鹿児島(1517人)、佐賀(1205人)です(午後4時45分JNNまとめ)。この後、各地の病床使用率、あとは重症者数がどう推移していくのか。現在のルールですと、新規感染者、あとは濃厚接触者が広がっていくと社会的にどんどん活動がストップするという事態になっていきます。
学校で見ていきますとさいたま市28校で学級閉鎖・3校で学年閉鎖。愛媛だと15校で学級閉鎖。宮崎ですと、夏休みを前倒しするなど柔軟に判断するよう県の教育委員会、これは県ごと自治体ごとに様々な判断が行われています。一部SNSつぶやき抜粋しますと、「息子のクラスが学級閉鎖になり、今週いっぱい仕事を休みに」「1週間学級閉鎖ってそうもうそれは夏休みなのでは」やはり親御さんも仕事がストップするということになってくるわけです。

このような状況で政府としてどう対策を打っていくのか。
後藤厚生労働大臣は、「現状としては行動制限をかけるというような事態とは思っていません。今後の感染の推移を見守りたい」という発言がありました。あとは斉藤国土交通大臣。最大1泊1万円。この旅行支援どうするのかというのはずっと言われていましたが、感染状況を総合的に見極めた上で、「今月の前半中に適切に判断したい」そもそも夏に行わなくてもいいのではないか、秋以降でもいいのではないか。そういった声も多く上がりつつあります。

井上キャスター:
政府分科会の尾身茂会長も昨日発言を行いました。行動制限についてです。
「感染リスクの高い場面というのは前と変わりません。できることをみんなでやれば、行動制限のようなものは今の段階では必要ないんじゃないかと総理に申し上げました」という発言があったわけです。
政府分科会の関係者はこう話します。
「現在確認されている感染者よりも多くの感染者がいると考えられている。そう考えると、どのような行動制限をすべきなのか決められない状況にあるのではないか」という発言もあったわけです。

ホラン千秋キャスター:
この政府の考えなんですけれども、どのような行動制限をすべきなのか決められない状態というのはどこを目指すべきなのか政府の中でもまとまっていないということなんですか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
外国の自由化の様子を見ますと、日本だけ行動制限するっていうことはちょっともうやりにくい。しかし、感染はどんどん拡大してるので何らか手を打たなくちゃいけない。そういう状況じゃないでしょうか。

ホランキャスター:
確かに対策を何も打たないと、大変なことになってしまう、どうにかしてくれというような声も上がってくる中で佐藤さんの病院では、今感染者の状況どうなっているでしょうか?

KARADA内科クリニック五反田院長 佐藤昭裕(あきひろ)医師:
やはり発熱を訴える方や風邪症状を訴える方ですね、こういった方々がかなり多くなっています。今の状況としては、例えば今日熱が出たりなど、そういった症状があっても、今日中に医療機関へアクセスするのが難しくなっている状態かなというふうに思います。なので少しずつまた第6波のときのように近づいてきてなかなか自分に症状があってもPCR検査が受けられないとかですね、そういった状況に少しずつなってきていると思いますね。

ホランキャスター:
ここからどんどんそういった患者さんがさらに増えてきますよね。

佐藤医師:
そうですね。ここら辺で頭打ちっていうような雰囲気は全く見られないですね。今後も拡大していくことは予想されますね。

井上キャスター:
これから新規感染者がこれから相当増えていくだろうということが予想される中、行動制限をかけるのではなく、どう対策するか。法整備などを含めて、現場のお医者さんとして政府に今求めるものは何ですか?

佐藤医師:
どういう対策をするかってとても難しくて第6波の終わり頃からですね、ブースター接種の影響だと思いますけど、重症化したり死亡する方っていうのがかなりガクッと減ったんです。なので、一律の行動制限というのはかなりコストパフォーマンスが悪いといいますか、広げすぎな対策になってしまいます。そうすると重症化しやすい高齢者…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220712-6028826)

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