『大阪いらっしゃいキャンペーン』延長せず&大阪モデル黄色信号 観光業は再び不安に(2022年7月12日)
新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪モデルが「黄色信号」に引き上げられ、「大阪いらっしゃいキャンペーン」も延長されないことが決まりました。
大阪府では、新規感染者数が前週の同じ曜日と比べて2倍以上に増える日が続き、7月11日に独自基準の大阪モデルを、警戒を示す黄色信号へ引き上げました。高齢者施設での面会を原則自粛するよう要請しますが、飲食店への時短要請は現時点ではしないということです。
また旅行費用の一部を補助する「大阪いらっしゃいキャンペーン」は7月14日で終了することを決めました。
(大阪府 吉村洋文知事)
「今後、感染がさらに拡大したときに、もしこれを途中でやめるとなると、そちらのほうが事業者にとってはやめてもらいたいと」
キャンペーン終了を受けて大阪府池田市の旅館「伏尾温泉 不死王閣」の支配人は落胆の色を隠せません。
(伏尾温泉不死王閣 谷向哲也支配人)
「始まった時点では日帰りと宿泊ともに満室、お断りしないといけない状況くらいまで反響がありました。これが延長なしというかたちになりますので、ちょっと残念に思っています」
キャンペーンが始まる前は3割だった宿泊率が、キャンペーン開始後は満室に近い状況が続いていたといいます。
(利用客)
「お高いしどうしようかなと思っていたらキャンペーンを教えてもらったんで。それでしたらぜひお願いしますと飛びつきました」
「(Qキャンペーンが終わるが?)しばらく行かへんかもね。またお得になったら行かせてもらいます」
この旅館ではキャンペーンが終わる7月15日以降、7月は空室が多くなっています。
(伏尾温泉不死王閣 谷向哲也支配人)
「それほど埋まっていない状態なので、キャンペーンがなくなって予約しようかとなるかなというのが、ちょっと不安ですね」
コロナの収束が見えないまま3回目の夏を迎えることになります。
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