【独自】「母親が宗教で破産」容疑者の親族語る“壮絶半生” 安倍元総理銃撃(2022年7月11日)

【独自】「母親が宗教で破産」容疑者の親族語る“壮絶半生” 安倍元総理銃撃(2022年7月11日)

【独自】「母親が宗教で破産」容疑者の親族語る“壮絶半生” 安倍元総理銃撃(2022年7月11日)

 安倍晋三元総理大臣(67)を銃撃した山上徹也容疑者(41)。親族が取材に応じ、山上容疑者の半生と宗教とのつながりが、少しずつ分かってきました。

■容疑者の親族が語る“壮絶半生”

 8日、安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、殺人の容疑で送検された山上容疑者。

 山上容疑者 :「母親が宗教に金を払いすぎて破産した」

 警察によると、山上容疑者は「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元総理がつながっていると考えて犯行に及んだ」と供述しています。

 10日、山上容疑者の親族が取材に応じ、山上容疑者の半生と宗教の関連が徐々に明らかになってきました。

 親族によると、山上容疑者は、幼いころに父を亡くしたといいます。母親は、その後、宗教に傾倒していったということです。
 
 山上容疑者の親族:「(山上容疑者が)幼いころに父親が亡くなった後、母は宗教に入った。(親族に対しても)かなり激しい宗教への勧誘があり、今は断絶状態」

 その後、家庭を金銭的に支えていたのは、山上容疑者の祖父だったといいます。その祖父も亡くなり、金に困っていたのではないかと親族は語ります。

 山上容疑者の親族:「こんなこと言ったらいけないけど、子どもにとって母親は絶対なんでしょうね。いくら憎んでも、母親を撃つことはできない。それで安倍さんを撃った。私は、そうじゃないかと思う。彼をかばうことはできないけど」

■「お前やれや」職場で同僚と口論

 一体、山上容疑者はどんな人間だったのか。地元の名門高校で応援団だったという山上容疑者。高校の同級生は、次のように話します。

 高校の同級生:「寡黙でおとなしいので、応援団をやるようなタイプには見えなかった。しゃべっているところも見たことない。親しい人はいないと思う」

 一方で、おととしの10月から勤務していた工場の責任者は、山上容疑者について、次のように話します。

 山上容疑者が働いていた工場の責任者の男性:「本人の人格を疑うほどではないですけど、だんだんルーズな人という印象を徐々に受けていった」

 就職直後は「良識的な人」という印象だったといいますが…。

 工場の責任者の男性:「勤務を始めてから半年くらいが経過しますと、手順通りの仕事をだんだんしなくなった傾向を担当者から聞いている」

 勤めてから1年を超えた今年1月、決定的なトラブルがあったといいます。

 工場の責任者の男性:「出入りしているトラックのドライバーと、トラックへの荷物の積載方法について、ドライバーと口論になった報告を現場から受けております。トラックのドライバーから、現場にいた山上の同僚の社員に、『作業を変わって』という申し入れ、山上から積載作業を他の同僚が引き継いだ」

 さらに、この2カ月後、工場の同僚に注意されると、こう反論したといいます。

 工場の責任者の男性:「『手順通り作業してくれ』ということを、同僚が山上に申し入れたところ、『それやったらお前やれや』と口頭で反抗された事案があった。それが原因かは分からないが、2022年3月にそういう同僚社員とのトラブルがあり、しばらくすると欠勤がちになった」

 そして5月、「体調不良」を理由に退職したそうです。

■銃撃の3日前…容疑者に“悲壮感”

 現在は、無職の山上容疑者は、6畳1間のワンルームで一人暮らし。犯行に使われた銃は、その自宅で作ったと供述しています。

 隣の部屋に住む男性は、事件の1カ月ほど前、“不審な物音”を聞いていました。

 山上容疑者の隣人:「木を切るような、キコキコいう音。ここしばらく音がしていました。ひと月前ぐらい」

 家宅捜索で運び出される銃。犯行に使われたのは、2本の筒を束ねたものでしたが、押収された銃は、それよりも多い、5本の筒が束ねられているように見えます。

 さらに、押収された車の中からは、穴が開いた複数の木製の板やアルミ箔(はく)に包まれたトレーが見つかりました。その用途については…。

 山上容疑者の供述:「火薬を乾かしたり、試し撃ちをしたりするのに使った」

 トレーは横およそ33センチ、縦およそ24センチで、乾かすために使ったと説明。木製の板はおよそ1メートル弱の正方形で、すべてに穴が開いていたといいます。

 車の中に、銃痕とみられる穴はなく、試し撃ちをした場所は分かっていません。入念な準備を進めていたとみられる山上容疑者。同じマンションに住む別の女性は、最近の様子について“悲壮感”が漂っていたと話します。

 同じマンションの住人:「5日の日に、エレベーターですれ違った。悲壮感で会釈もあいさつもなかった。まるで、目の前の人がいない、見えてないという感じがあったので。何か悩みを持っていたのかなと」

 犯行の動機として、山上容疑者が名前を挙げた“宗教団体”は、ANNの取材に応じ、次のように答えました。

 山上容疑者が名前を挙げた“宗教団体”:「(山上容疑者の)親族が年間何回かイベントに参加したことはある」

 この宗教団体は、11日の午後、都内で会見を開く予定です。

(「グッド!モーニング」2022年7月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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