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対象は1000万人!?強制的なPCR検査…中国・韓国でコロナ再拡大(2022年7月6日)
日本だけではなく中国や韓国でも新型コロナの感染が再拡大しています。ロックダウンが解除された上海では5日突然、大規模なPCR検査が実施されました。
5日、上海支局の高橋大作支局長の元に突然ある知らせが。
上海支局・高橋大作支局長:「今、午後5時半なんですが、自宅のマンションから今晩急きょPCR検査を行うという連絡がありました。これは必ず参加しなければいけないということです」
ロックダウンの解除から1カ月以上が経った上海市で再び厳しい対策が行われています。
上海市では市中感染者ゼロの日が続いていましたが、ロックダウン解除以降、最多の24人の新規感染者が確認された5日、1000万人以上の市民を対象にした強制的な大規模PCR検査が始まったのです。
今も“ゼロコロナ”を目指す中国といったところでしょうか。
マンションの他の住民とともに検査を受ける高橋支局長。対象地区の住民は3日のうちに2度の検査を受けるよう義務付けられています。
上海市当局によりますと、今回の大規模検査について、3日に新規感染が確認された3人のうちの1人で、無症状だった女性がカラオケバーなど市内各地を移動していたことが判明したためとしています。カラオケバーは立件されるそうです。
路上を埋め尽くす防護服を着た人たち。集団隔離される住民です。上海市に近い江蘇省無錫市でも7月以降100人を超える感染者が確認されていて、感染者が見つかった地区の住民らが隔離施設に移送されたのです。
それにしても全員、防護服姿なので誰が住民で誰が医療スタッフなのか区別がつきません。
また、「BA.5」について陝西省西安の衛生当局は5日までの4日間に29人の感染者が確認されたと発表。全員、「BA.5」に感染していたということです。
西安市民:「今は夜中の1時です。そしてコロナがまた西安にやってきました。私たちの学校は封鎖されました。今はPCR検査をやっています」
感染拡大で封鎖された村も。北京郊外の人口およそ300余りの小さな村。万里の長城で有名な観光地は村ごと封鎖されたため、観光客も一緒に隔離されました。
一方、韓国でも…。
韓国の新規感染者は減少傾向でしたが、5日発表の新規感染者は1万8147人と先週の同じ曜日から1.8倍に急増したのです。専門家は、今年後半には最大15万人から20万人程度の本格的な再流行につながる恐れもあると指摘しています。
ソウル市民:「マスクを外して出歩いたり夏なので集まって休暇を楽しんだり、そういったことから感染者が増えていると思う」「人が多いところではマスクを着用して気を付けるべきだと思います」
新規感染者が増加傾向にある韓国と中国。果たして今後、どのような対策を取っていくのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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