意識失った運転手　大型トラックが塀なぎ倒し電柱に激突　搬送後もいまだ事情聴けず(2022年7月5日)

意識失った運転手　大型トラックが塀なぎ倒し電柱に激突　搬送後もいまだ事情聴けず(2022年7月5日)

　神奈川県海老名市で大型トラックが乗用車の列に突っ込んだうえ、電柱をなぎ倒し、5人がけがをしています。

　後ろから迫ってくる大型トラック。

　道路脇の塀をなぎ倒し、それでも止まらず2本の電柱に激突。折れた1本がトラックの荷台を直撃しました。

　一体、何が起きたのでしょうか。

　事故直後の現場上空。海老名市の県道です。5台の乗用車が不自然な距離感で止まっています。そして、何より不自然なのが道路脇の敷地に収まっている大型トラック。運転席の窓ガラスは全体にひびが入りゆがんでいます。

　通報は5日午前10時半すぎのことでした。

　信号待ちで止まっていた車列に大型トラックが追突。そのまま道路脇の塀や電柱などに突っ込みました。

　車列の後ろ4台が追突の影響を受け、前方の1台が倒れた電柱の直撃を受けました。

　トラックの運転手は39歳の男性。重傷で、搬送時、意識がなかったといいます。

　意識を失ったのは、事故の前なのでしょうか。それとも事故の後なのでしょうか。

　現場近くで働く人：「運転席の中で圧迫されていて、なかなか外に出られないように見えた」

　現場近くの住人：「（Q.一歩間違えば家に突っ込まれていた）びっくりするのと、よくここで止まったなと」

　警察によると、運転手は病院に収容後も事情を聴ける状態にはないとのこと。他に、追突や電柱直撃で車内の男女4人がけがをして病院に運ばれています。

　現場は見通しの良い直線道路。事故当時は雨は降っていませんでした。警察が詳しい状況を調べています。
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