東部 最後の拠点「管理下に置いた」ロシア側が主張(2022年7月3日)

東部 最後の拠点「管理下に置いた」ロシア側が主張(2022年7月3日)

東部 最後の拠点「管理下に置いた」ロシア側が主張(2022年7月3日)

 ウクライナ東部ルハンシク州の最後の拠点を、親ロシア派の部隊が「管理下に置いた」と主張しました。

 ロシア軍が攻撃を続けていたウクライナ東部リシチャンシクについて、親ロシア派部隊の報道官は2日、「市政を完全に管理下に置いた」と主張しました。

 これに先立って、親ロシア派部隊はロシアメディアに対して、「リシチャンシクは完全に包囲されていて、ウクライナ軍はもう逃げられない」と述べていました。

 一方、ウクライナ軍の報道官は2日、リシチャンシクについて「戦闘は激しいが、まだ包囲はされていない」と述べ、ウクライナ軍の支配下にあることを強調しました。

 アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は2日、ウクライナ軍が意図的にリシチャンシクから撤退した可能性が高いと指摘し、その結果、ロシア軍が占領したとの見方を示しています。
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