熱海土石流1年で犠牲者追悼 依然1人不明と残る爪痕(2022年7月3日)
静岡県熱海市で27人が亡くなった土石流災害から3日で1年です。いまだ1人の行方が分からず、3日も一斉捜索が行われています。
(林輝彦アナウンサー報告)
1年が経った今もこの辺りは立ち入りが制限され、住民のかつての生活は戻っていません。
発災直後、この辺りは建物の2階辺りまで土砂やがれきが積み上がっていましたが、今はそのほとんどが片付けられています。
ただ、現場には今も大きな爪痕が色濃く残されています。
土石流は、起点付近の盛り土が被害を広げたとされ、人災の側面が強いとされています。
そして、3日は犠牲者を悼み追悼式が行われ、遺族や被災者らが参列しました。
熱海市内一斉にサイレンが鳴らされ、それぞれの場所で遺族、被災者が黙祷(もくとう)を捧げました。
娘を亡くした小磯洋子さん:「きのうのように思っているので、(娘が)まだ帰って来ると思っているんですね」
今も1人の行方が分かっていません。3日は警察や海上保安庁などが200人態勢で一斉捜索を行っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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