“ロシア製”で制裁耐えうる経済アピールも…深刻な影響で道のり険しく ロシアで侵攻後初の国際会議|TBS NEWS DIG
ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで開かれている国際経済フォーラム。
欧米からの出席はほとんど無く、中国やエジプトといったロシアとの結びつきを強める国が目立つほか、アフガニスタンのタリバン政権の幹部も参加していました。また会場には、ウクライナ東部ドンバス地方の特設ブースも。
そこに現れたのが一部を実効支配する親ロシア派勢力トップ。JNNの単独取材には。
親ロシア派「ドネツク人民共和国」トップ・プシーリン氏
「ドネツクなどへの砲撃を食い止めるため、ロシアからさらなる軍事力が近く投入されることになる」
親ロシア派「ルガンスク人民共和国」トップ・パセチニク氏
「(Q.領土を解放し次第(ロシアへの編入を問う)住民投票を行うか?)はい。領土を解放し次第、住民投票について決める」
会議の主なテーマのひとつは「ロシア製」への移行。制裁で外国製品が入らなくなったことが背景です。
ロシア プーチン大統領
「エンジニアの開発、知的財産、重要なノウハウなどはロシア国内で行わなければならない」
プーチン大統領は16日、自動車産業に関しロシアでの製造が重要だと強調。秋に製造開始予定の電気自動車は、中国製のバッテリー以外すべてロシア製だといいます。
担当者
「すべてのヨーロッパ基準に当てはまり、ヨーロッパ製におとりません」
こちらは「私のオフィス」というロシア製ソフト。マイクロソフトの「Office」を意識しているようですが。
担当者
「安全性を守りながら、効果的に文章を作成することができます」
ただ、制裁の深刻な影響も出始めています。
モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶ高速列車。製造を手掛けるドイツ企業が撤退したことで部品供給が途絶え、存続の危機を迎えています。
鉄道専門誌元副編集長 ハザノフ氏
「部品を使用中の列車から外さざるを得なくなります」
専門性の高い部品は国内で製造できないものも多く、解体した他の列車の部品を再利用せざるえなくなるおそれも指摘されています。
グローバル経済から締め出されたロシア。強気の姿勢ですが、険しい道のりが予想されます。
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