文化祭高校生20人が熱中症疑い 消火活動の住民は意識を失い…(2022年7月2日)
暑いと食べたくなるスイカ。金沢市ではスイカの出荷が最盛期を迎えています。
購入者：「楽しみです！」
元々はコロナ対策として始めたドライブスルーでの販売ですが、涼しい車内から出なくても買えると好評なんだとか。今年のスイカは甘みや食感も上々だということです。
心配なのが熱中症です。東京都心では2日正午過ぎに35.2℃と過去最長に並ぶ8日連続での猛暑日を観測。102人が熱中症の疑いで搬送されました。
熱中症の疑いは長野でも…。生徒がぐったりとした様子で救急車に乗せられていきます。
2日午前、小諸市の高校で文化祭の一環として校庭で行われた運動イベントの最中に、生徒が次々と体調不良を訴えました。消防によりますと、20人が搬送され、うち3人が重症だということです。ちなみに、2日一番暑かったのは上田市で、38.8℃まで上がりました。
島根県出雲市では1日畑で火事があり、消火にあたっていた住民が熱中症の疑いで搬送されました。
第一発見者：「少し燃えていたから消しに行ったら、たまたまそのおじさんが倒れとるというか、横になっていたので『おじさん大丈夫かね？』って声掛けて救急車を呼んだわけです」
男性は消火中に意識を失ったとみられています。当時、出雲市では33.2℃を観測していました。
梅雨が短く、暑い日が続いたことで、ダムの貯水率も低下しています。
“四国の命”早明浦ダムでは…。渇水の象徴として知られる旧大川村役場。先月21日ごろから湖から顔を出しましたが、屋根は完全に干上がっていて、3階部分の窓が確認することができます。
香川県では、2日朝から取水制限が始まりました。現時点で生活への影響はないということです。
そんななか、台風4号が列島に近づいています。2日夜にも沖縄に最接近し、週明け以降は九州や四国などでも大雨となる恐れがあります。
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