「必ずアポ電してるはず」強盗事件の背後に“闇名簿”(2023年1月28日)

「必ずアポ電してるはず」強盗事件の背後に“闇名簿”(2023年1月28日)

「必ずアポ電してるはず」強盗事件の背後に“闇名簿”(2023年1月28日)

元特殊詐欺事件の主犯格フナイム氏「ありましたありました。これですね」。氏名自宅の住所電話が付いてますとか、何をいくら買ったとかもついています」。

相次ぐ連続強盗事件では、家にある多額の現金や金庫が狙い撃ちされています。

被害者「不思議ですね。怖いですね」。
被害者「全く心当たりないです。どうして私が」。

犯行グループは、どのように情報を入手しているのでしょうか。特殊詐欺事件で逮捕・起訴されたことがあるフナイムさん。
被害がこれ以上広がらないように、注意を促したいと、取材に応じてくれました。

フナイム氏「普通の名簿屋さんです。闇の名簿とかそんなものじゃないです、普通に名簿です」。
Q一般の人が購入しようと思えば購入できる?
「できます。名簿はインターネットなどでも購入できます」。
「悪徳でやっている訪問販売会社とかリフォーム会社とかそういった会社の従業員が、本当は持ち出しちゃいけないんだけれど、そういった名簿を売って、お小遣い稼ぎにして、それが出回っている」。
フナイム氏「その名簿には。住所、氏名、年齢、職業、生年月日、電話番号。携帯番号も書いてある場合もあります」。

他にも、勤め先や役職、年収の情報までも手に入るといいます。そして、こんな名簿も。

フナイム氏「全国で、例えば高額商品購入者は全国で20万件ありますよと。何をいくら分買ったのか。それ男性・女性で選べますかとか。あとは、都道府県別で選べますかとか。あとは、65歳以上で選ぶことができますかとか」。

Q金庫があるとかそういうことは名簿からわかるのか?
フナイム氏「名簿からは絶対わからないと思います。書いてないですね、基本的に見たことがないです」。

犯行グループは、こうした名簿を独自に闇名簿に変えていくというのです。

フナイム氏「アポ電って呼ばれる電話を必ず入れてるはずなんですよ」。

犯行グループは、事前に電話で、家に現金など金目のものがどれくらいあるか聞き出しているはずだといいます。

フナイム氏「アポ電で、相手の素性とかお金の金融資産とか、タンス預金がいくらあるとか、あとはやっぱり貴金属類。高齢者の方って電話好きなんですよ基本的に。話聞いてもらいたいんで。あ、なんだ金庫2つあるじゃんとか、じゃどこどこにあるんだね、みたいな」。

サタデーステーション 1月28日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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