世界最大 深海魚「ヨコヅナイワシ」撮影成功(2022年7月1日)
海洋研究開発機構が体長2メートルを超える深海魚「ヨコヅナイワシ」の撮影に成功しました。
ヨコヅナイワシは去年1月に新種と確認されたばかりですが、海洋研究開発機構によりますと、その9カ月後の去年10月、今までヨコヅナイワシが見つかっていた駿河湾から約400キロ離れた2000メートルの深海で推定2メートル53センチの巨大なヨコヅナイワシの撮影に成功しました。
今回の映像から、ヨコヅナイワシが深海に住む硬骨魚類としては世界最大であることが明らかになったということです。
映像の撮影に成功した海洋研究開発機構の藤原義弘上席研究員は「ヨコヅナイワシはそもそもセキトリイワシ科に属していて、通常のセキトリイワシ科の魚は体長が30から40センチほど。去年1月に新種として見つけた際、1メートルを超えていたのでヨコヅナイワシと名付けたのに、その倍以上の個体を見つけ、非常に驚いた。他の深海で生きる生物から巨大化には寿命が長いことが関連していると考えられ、今後、魚の頭の耳石を調べて寿命などの謎を明らかにしていきたい」と話しています。
映像をノーカットでご覧下さい。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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