経営トップに聞く今年の展望 どうする?賃上げ 前向き企業も

経営トップに聞く今年の展望 どうする?賃上げ 前向き企業も

経営トップに聞く今年の展望 どうする?賃上げ 前向き企業も

 経済3団体の新年祝賀会が2年ぶりに開かれました。 コロナ禍が続く中、各企業のトップがどのような展望を描いているのか聞いてきました。

ホラン千秋キャスター
 「新型コロナウイルスの影響で去年開催されなかった経済界の新年祝賀会。2年ぶりに開催されることになりました。今年の日本経済はどうなるのか、企業のトップにたずねます」

 恒例の経済界の新年祝賀会。去年はコロナ禍で中止になりましたが、今年は参加者を大幅に減らし、着席形式で行われました。まず、企業トップに聞いたのは今年の「展望」です。

三井住友フィナンシャルグループ 太田純社長
 「コロナ禍からの復活ですね」

伊藤忠商事 岡藤正広会長
 「脱コロナ、脱炭素、脱アナログ、3つの『脱』という意味」

 多くのトップが口にしたのは「コロナからの回復」。消費の低迷や原材料価格の高騰が続く中、どう業績をアップさせるのでしょうか?

資生堂 魚谷雅彦社長
 「集中と選択をする。スキンケア、日本とアジアのお客さまが1番重要視されているスキンケアに中心をおこうと」

ローソン 竹増貞信社長
 「やはり生活の基本となるものは企業努力で一生懸命、価格上昇しないよう頑張ると。一方で、ちょっと甘いもの食べたいとか、いわゆる付加価値がついていくもの、そういったものときちっと分けて商品開発をしてやっていきたい」

 また、気になるのが・・・

岸田首相
 「今回の賃上げに、攻めの姿勢でご協力頂けますよう」

 岸田総理が経済界に呼びかけている賃上げです。

ホンダ 三部敏宏社長
 「最大限、会社としてできることをやっていきたい。それが本当に好循環を生み出せば、必ず経済が良くなっていくと思っています」

 今年中に3%以上賃上げする方針を決めた大和証券は・・・

大和証券グループ本社 中田誠司社長
 「なかなか賃上げ出来ない企業さん、社員の方に申し訳ないですけど出来るところはやらなければ、お金は循環させていかないといけませんので」

 一方で、コロナで苦戦を強いられた企業からは・・・

ANAホールディングス 片野坂真哉社長
 「そもそも社員の給料を年収で3割くらいカットしていますので、これを今年は戻していこうと思っています」

JR東日本 冨田哲郎会長
 「何とか応えていきたいと思いますけど、やはり赤字が続いている現状の中で、なかなか賃上げということに対しては判断は難しい」

 また、基本給を一律で上げることは難しいという企業も・・・

サントリーホールディングス 新浪剛史社長
 「やる気を持っていただくという意味では、私たちは必ず賃上げをしていきたい。ただ、これは年収をベースにしたものであり、ベースアップを何か考えているわけではないですね」

 苦しい中でも従業員の労に報い、成長につなげたいという経営トップたち。日本経済は復活するのでしょうか?(05日17:22)

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