全額“チャット”に課金? 大阪府バレーボール協会理事が2579万円着服(2022年6月28日)

全額“チャット”に課金? 大阪府バレーボール協会理事が2579万円着服(2022年6月28日)

全額“チャット”に課金? 大阪府バレーボール協会理事が2579万円着服(2022年6月28日)

 大阪府バレーボール協会は28日、会計担当の理事が約2600万円を着服。ネットのチャットに課金していたと発表しました。会見には日本バレーボール協会の川合俊一会長も同席し、謝罪しました。

 日本バレーボール協会・川合俊一会長:「皆様にお集まり頂いたのは、大阪府バレーボール協会にて会計を担当していました理事による不祥事が発覚したため本日、記者会見を開かせて頂いた」

 大阪府バレーボール協会の会見には日本バレーボール協会の川合俊一会長も同席しました。

 日本バレーボール協会・川合俊一会長:「我々、日本バレーボール協会も本件を重く感じ、しっかり受け止め、そういった意味で私も同席させて頂く運びとなりました」

 28日、大阪府バレーボール協会は約4700万円の使途不明金があり、そのうちの2579万円を会計担当の50代後半の男性理事が着服していたことを明かし、謝罪しました。

 大阪府バレーボール協会・小比賀恵一会長:「温かく応援を頂いておりますファンの皆様の信頼を裏切ることとなりました。大変、申し訳ない次第でございます。本当に申し訳ございませんでした」

 バレー人気に水を差しかねない不祥事。男性理事は2579万円の使い道について、こう話しているといいます。

 大阪府バレーボール協会・小比賀恵一会長:「(Q.使い道は?)使い道については遊興費ということです。本人からの話では。私自身は分からないんですがチャットという言葉を聞きました。チャットが何であるか私は分からない」「(Q.2579万円のうちチャットに使った金額は?)本人の話では全額」

 2579万円全額をインターネットのチャットと呼ばれるサービスに課金したというのです。

 大阪府バレーボール協会・小比賀恵一会長:「(Q.当該理事はなんと言っている?)協会、関係者の方にご迷惑を掛けたという言葉の謝罪はありました」

 着服した金はすべて返されたそうですが、日本バレーボール協会の川合会長は刑事告訴も視野に入れているということです。

 日本バレーボール協会・川合俊一会長:「まず話を聞いた時に金額の多さにびっくりしました。1人の人間がこんなに着服するのかということで少しびっくりしました」「(Q.川合会長はどう思う?)泥棒ですから。泥棒は警察に突き出すというか、しっかり刑事告訴してもらって罪はしっかり償ってもらわないと。うやむやになって終わると、こんなことあっても、さらっと終わってしまう悪い前例になると思う。その辺はこちらから指導していきたいと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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