富山不明2歳児 勝手口から外に…“一瞬の隙”に「ヒヤリ」 同世代の子持つ親も経験【もっと知りたい!】(2022年8月23日)

富山不明2歳児 勝手口から外に…“一瞬の隙”に「ヒヤリ」 同世代の子持つ親も経験【もっと知りたい!】(2022年8月23日)

富山不明2歳児 勝手口から外に…“一瞬の隙”に「ヒヤリ」 同世代の子持つ親も経験【もっと知りたい!】(2022年8月23日)

 富山県で20日から行方が分からなくなっている2歳の男の子。捜索範囲を家の近くを流れる川の河口付近まで広げるなど、懸命の捜索が続いています。

■不明2歳児 勝手口から外に…

 ゆっくりと川を進むボート。捜査関係者とみられる人物が、身を乗り出しながら水面を見つめます。

 ヘリコプターの機内では、隊員が体を外に出す形で腰掛け、地上を必死に確認する姿がありました。

 富山県高岡市の高嶋怜音ちゃん(2)が、行方不明になってから23日で4日。22日は警察や消防に加え、地元住民も捜索に加わりました。

 近隣住民:「草が多いから、その中にでもうずくまっていたら、見えないのかなと思って。ちょっとだけ、家の後ろ見ていたの。どこ捜してあげたらいいのか。うろうろしてたのさっき」

 近隣住民:「子どもがいる立場からしたら、心配になる。当日はすごい雨だったから、たぶんすごい水かさがあったんじゃないか。きのうは、僕の友人とか皆、手伝って捜して」

 付近の用水路の水位は、22日も高いままでした。懸命の捜索もむなしく、いまだ手掛かりは見つかっていません。

 20日、母親が入浴後の長女の髪を乾かしている間に、自宅から姿を消した怜音ちゃん。勝手口が開いていたことから、そこから家を抜け出したとみられています。

■子ども“ヒヤリ行動”取材中にも

 怜音ちゃんと同世代の子を持つ親は、次のように話します。

 5歳・2歳の子を持つ母親:「(2歳の子は)取っ手を回して開けることもできる。『カチャ』というタイプの鍵は、シンプルなものだったら開けられる」

 別の女性は、娘が2歳の時に「ヒヤリ」とした瞬間があったと話します。

 4歳と1歳の子を持つ母親:「マンションの中で、違う階の友達の家に遊びに行く約束をしていて、一緒に出たが、私が鍵を閉めている間に、勝手にエレベーター乗っていて。追えなくなっていて、警備員さんのところに急いで行って、防犯カメラで捜してもらったことがある。42階から1階まで行っていた」

 親が目を離す“一瞬の隙”の子どもの行動は取材中にも…。公園に来ていた、1歳8カ月の男の子。インタビュー中、母親の目の届く場所にいましたが、遊び足りなかったのか、1人で歩きだしてしまいました。

■「自分でやってみたくなる年齢」

 2歳児の行動について、専門家は、次のように話します。

 認定こども園「こどものもり」・若盛正城理事長:「大人から教えられたり、見せてもらったりするものをもとに、自分でもやってみたくなる年齢。どうしても外に行きたという興味のほうが強い場合には、見境なく開けていってしまう」

 警察は、23日も捜索を行うということです。

(「グッド!モーニング」2022年8月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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