関東でゲリラ雷雨 ひょうも…“のぼり”吹き飛び立ち往生 「冠水か」恐怖 住宅全焼(2022年6月28日)

関東でゲリラ雷雨 ひょうも…“のぼり”吹き飛び立ち往生 「冠水か」恐怖 住宅全焼(2022年6月28日)

関東でゲリラ雷雨 ひょうも…“のぼり”吹き飛び立ち往生 「冠水か」恐怖 住宅全焼(2022年6月28日)

 27日は、夕方から関東各地で天気が急変しました。激しい雷雨となり、「ひょう」も降りました。

■“のぼり”吹き飛び…立ち往生

 群馬県伊勢崎市の駐車場で撮影された映像です。辺りに鳴り響く、雷の音。すさまじい勢いの雨と風で、地面がまるで波打っているように見えます。

 撮影者:「いきなりですね、雨に関しては。上を見たら、真っ黒な雲が広がってて。真上に“黒いふた”がある感じ」

 急に降り出した雨に、建物内に避難する人々。しかし、画面左奥に立っている人をよく見ると、頭上に屋根がない場所で、傘も差していません。

 大雨のなか、なぜこの場所から動こうとしないのでしょうか?当時の状況について、撮影者は、次のように話します。

 撮影者:「物が飛んだりしている状況。のぼりっていうんですか、旗とかが飛んできたり。自転車が倒れて、風でちょっとずれていっている感じが見られましたね。あの状況だと、下手に動くと、人間でもちょっとうまく真っ直ぐ歩けない感じだったので。あそこの2人も、下手に動けなかったというのもあると思う」

■ドライバー恐怖「冠水の可能性も」

 栃木県宇都宮市内を走行中の車の中から撮影された映像です。強い雨で、前がよく見えません。

 撮影者:「バケツをひっくり返したような、かなり視界が(悪くて)前が見えなくなるくらいの雨だった。(ワイパーを)一番強い状態にして、何とか走れる。5メートルくらいの車間距離の所で、ギリギリ目視ができる状況」

 道路のセンターラインや中央分離帯も見づらい状態に…。ドライバーは「道路が冠水しているのでは」と恐怖を覚えたといいます。

 撮影者:「低い部分だと、水がたまって(道路が)冠水してしまう可能性もあるので。夜の豪雨だったので、冠水してないかどうかを見極めるのが非常に困難で、怖い思いをしました」

■木造住宅が全焼…火災直前に落雷

 27日、不安定な天気となった北関東。山沿いでは雷雲が急速に発達し、夕方にかけて雷雨の地域が広がりました。

 竜巻注意情報が出された茨城県では、2階建ての木造住宅1軒が全焼。幸い、住人2人は逃げて無事でした。

 消防は、現時点で火災の原因は不明としていますが、撮影者によると、火災の直前に落雷があったということです。

■「ひょう降るね」言っていたら…

 一方、群馬県前橋市で降ったのが、地面を跳ねる大量のひょうです。

 撮影者:「親指の爪くらいかな。1センチから1.5センチくらい」

 ひょうは、家の屋根や車にも降り注ぎます。

 同じ場所で撮影された映像です。急に強い雨が降ってきたため、撮影者がカメラを回していたところ、突然、ひょうに変わったといいます。

 撮影者:「『こういう天気はひょうが降るね』なんて言ってたら、何か音が変になったから『あれ?』って思って外見たら、あ!本当にひょう降ってきたんだって」

(「グッド!モーニング」2022年6月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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