史上初!6月なのに「40℃超」 観光地・イベントに大行列…“炎天下”海岸で結婚式も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年6月27日)

史上初!6月なのに「40℃超」 観光地・イベントに大行列…“炎天下”海岸で結婚式も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年6月27日)

史上初!6月なのに「40℃超」 観光地・イベントに大行列…“炎天下”海岸で結婚式も【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年6月27日)

 群馬県伊勢崎市で25日、国内で観測史上初めて、6月で最高気温が40度を超えました。この週末、各地で記録的な暑さとなりました。ただ、観光地には、大行列ができていました。

■6月なのに“40度超え”…量販店に長蛇の列

 伊勢崎市民:「今までにないくらい、一番暑い。暑すぎて、日陰にいても暑い」

 25日、日本の観測史上初めて、6月に40度を超えた伊勢崎市。埼玉県熊谷市でも38.4度を記録。関東北部を中心に、異常な暑さとなるなか、栃木県壬生町では、かなり長い駐車場待ちの列ができていました。

 手元の温度計は40度に。炎天下のなか、敷地を囲うように長く伸びる車列ができていて、その先には、先週オープンしたばかりの大型量販店「コストコ壬生倉庫店」がありました。

 栃木県で初となるコストコ出店に、道路は大渋滞です。

 警備員のアナウンス:「ただいま、駐車場内、満車。空き待ちになります。場内一巡して頂き、空きをお探し下さい」

 満車となった駐車場では、駐車スペースを探す車で長蛇の列になっています。店の前の道路は、駐車場に入ろうとする車であふれ、渋滞しないように警備員が誘導する場面もありました。

 買い物客:「(駐車場を)15分くらい、ちょっとうろうろしました。かなり暑かったです。体がだるいです」「暑いですよね、きょうは本当に。諦めようかどうしようか、皆待っている人多いので、待ってたんですけど。比較的ラッキーでした」

■砂浜は“50度超”…海開き前に行列&渋滞

 猛烈な暑さのなか、湘南エリアでも大渋滞が発生していました。

 江の島方面に向かう、海岸沿いの道いっぱいにできた長い車列。昼前には、周辺の駐車場はどこも満車。空きを待つ車で、大渋滞が発生していました。

 容赦なく太陽が照り付けるなか、江の島に続く橋でも長い車列ができていました。さらに、島内に入っても、大勢の人であふれ返っていました。

 観光客:「(Q.今は、影に入ってる?)そうです。暑くて。やばいですね、これちょっと」「ちょっと危ないやつ」「危ないね。すごく久しぶりなんで、日本の夏が。だから、ちょっと暑くてびっくり」「(Q.いつもはどちらに?)アメリカに」「びっくりです。こんなんだっけっていう」

 観光客:「(Q.どうですか?まだ6月なのに、この暑さ)こたえますね。急にじゃないですか」

 お昼になると飲食店には長蛇の列が発生。すでに50から60人の行列になっていて、炎天下で並ぶということで、店員が日傘を提供しています。

 さらに、店の外にウォーターサーバーを設置するサービスもありました。

 観光客:「素晴らしいと思います。今まで並んでいて、貸してもらえるっていうのはなくて。かなり良い配慮かなと」

 神奈川県藤沢市の湘南片瀬海岸では、来月1日の海開きを前に、海岸には早くも涼を求め、大勢の人が遊びに来ていました。

 強い日差しが照り付け、25日午後2時30分、手元の温度計は37.1度を示していました。サーモカメラで砂浜を見てみると、一面50度を超えたことを示す赤色になっていました。

 暑さをしのぐため、日陰のある場所は人であふれていました。一方、炎天下にこんな“強者”たちもいました。この日差しのなか、大勢の人が日光浴を楽しんでいます。

 日焼けしに来た男女:「(Q.海には入らない?)海は入ってないですね」「暑くて、こんがりトーストになっちゃったもん」「これから、もっと焼きますので」

■江の島海岸に外国人グループ 警察出動も…

 そして、午後2時ごろ、砂浜に突然現れたのは、外国人の4から5人くらいのグループです。男性と女性、そこに警察官が今、2人来て、何かを確認しています。

 警察官が声を掛けたのは複数人の外国人グループ。グループから書類のようなものを見せられて、警察官が確認しています。

 30分後、警察官が書類をグループに返すと、外国人グループ以外の人が荷物をまとめ、続々と移動し始めます。一体、何があったのか、話を聞きました。

 日陰から移動してきた男性:「(外国人グループが)場所を取って、イベントか何かで使おうと思っていたんだけど。僕らが皆、日を避けられるから使っちゃってて…」「(Q.それで、ちょっとどいて下さいって?)そうです、そうです」

 実は、外国人グループは事前に市に許可を取って、この場所で結婚式を行おうとしていましたが、勝手に占拠していると、警察に通報されたのだといいます。

■炎天下の海岸 外国人が結婚式 正装で汗だく

 誤解が解けてから、およそ2時間後、ようやく式がスタート。純白のドレスに身を包んだ新婦と、青い礼服の新郎。炎天下での正装に、新郎の顔には汗が光ります。

 屋根が直射日光を防いでくれるはずでしたが、日が傾いてしまったため、会場の人たちに強烈な西日が照り付けます。

 たまらず新郎も席を移動。そして、灼熱(しゃくねつ)のなかで行われた式は無事に終了しました。

 新婦:「海が一番大好きだから。素晴らしい。いっぱい友達来て、楽しかった。本当にありがとうございます。暑かったけど、楽しいですね」

■鎌倉・行楽客殺到…汗だく散策「耐えられない」

 かなり強い日差しが降り注ぐ、鎌倉の小町通り。多くの人で大混雑となっています。

 手元の温度計が38度を差すなか、通りを歩く人々は日傘や小型の扇風機で、暑さをしのいでいます

 30代女性:「耐えられないくらい暑いですね。マスクが苦しくて」
 50代夫婦:「もう汗だくで、服の中とかも、暑くて暑くて」「それと、人が多くて、ちょっと驚いています」

 職場の同期だという3人は、一緒に鎌倉に来るのは、初めてだといいます。

 職場の同期:「大仏と海、行って。頑張って歩こうって。行きたい所があったので」

 思わぬ暑さで、急きょ、かき氷を購入しました。

 職場の同期:「初めての6月、かき氷。人生初めてですね。暑さのなかで食べるの、すごいおいしいです」

 途中、休憩を挟みながら、7時間に及んだ鎌倉散策。一日の歩数を見てみました。

 職場の同期:「1万4174歩でした」「暑かったですね。本当に、歩くのが少し大変でしたね。でも、すごい楽しかったです」「かなり汗かいて、疲れたので、ぐっすり寝られると思います」

■利き酒イベントに行列 日差し避け“日陰で一杯”

 26日午前11時、東京・上野公園では、暑い日差しが照り付けるなか、手元の温度計は34.7度。来場客が長い行列を作って、イベントが始まるのを待っています。

 お目当ては、地元の酒屋さんが厳選した日本酒やビールなどを提供する、立ち飲みスタイルのイベントです。

 会場では、レモンサワーが大人気。味だけでなく、見た目にも人気の秘密があるといいます。

 20代来場客:「見た目も夏っぽいし、いいなあと思って」「一番、写真映えしそうだなと思って」

 涼しさを感じる見た目から、店先で、写真に収める人が続出。午後1時30分ごろには、手元の温度計が37.9度を示していました。

 会場の上野公園には日差しを遮るものがなく、来場者は思い思いの対策を講じています。

 サーモカメラで見てみると、地面は日差しを受けて、真っ赤に表示されています。一方、テントの下は地面まで黄色で、周りより温度が下がっていることが分かります。

 ところが、テントに客が殺到してしまい、会場の外に“避難”する人の姿もありました。

 木陰に“避難”した人:「ちょっと日陰ないんで」「ちょっと無理ですね、暑くて」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年6月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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