来月から「旅行支援」スタート 平日利用でよりお得に観光満喫(2022年6月21日)

来月から「旅行支援」スタート 平日利用でよりお得に観光満喫(2022年6月21日)

来月から「旅行支援」スタート 平日利用でよりお得に観光満喫(2022年6月21日)

 夏休みにぴったりな旅行割が来月から始まります。最大で1泊1人あたり8000円の割引が受けられ、なかでも平日がお得です。

 人力車海風屋・小川勝規さん:「観光地としては、やっぱり来て頂いてなんぼですから、ぜひぜひ早くスタートしてほしいですね」

 角田屋・小野澤力社長:「皆さんお金を全部使っていこうとしてくれるから消費、刺激していいんじゃないですか」

 新たな観光支援策に期待が高まっています。

 斉藤国土交通大臣:「全国を対象とした新たな需要喚起策になります」

 来月前半から始まる「全国旅行支援」。現在行われている「県民割」は日本全国を6つのブロックに分けたエリア内での旅行が対象でしたが、新たな支援策は全国に適用されます。

 割引額も拡大します。これまでは1泊あたり最大5000円でしたが、公共交通機関を利用する旅行商品なら最大8000円に。

 埼玉県から来た観光客:「ずっと待ってたのよね」「使ってみたい」「そんなに出掛けるわけではないけども、行くのであれば利用したいかな」

 神奈川県にある箱根園水族館は海抜723メートル。海水の水槽を持つ水族館のなかでは、日本でもっとも標高の高いところにあります。

 お客さんの入りも、少しずつコロナ前の状況に戻ってきているようです。しかし、喜んでばかりもいられない事情もあります。

 箱根園水族館・島本大樹飼育長:「昨年対比で約3割ほど、(月の)電気代、水道光熱費ですね。そういったところが上がってきています」

 水槽に水を送るポンプ2台のうち1台をストップ。さらに・・・。

 人間が使う電気代も節約していますが、本格的な夏の観光シーズンを前に値上げもできないため、新たな支援策に期待しているといいます。

 箱根園水族館・島本大樹飼育長:「お客様がたくさん来てくだされば、通常の水族館にまた戻っていくのかなと思っています」

 さらに、全国旅行支援でもっとも注目なのが地域で使えるクーポン券。平日なら、お楽しみがグレードアップします。

 神奈川県小田原市にある蒲鉾店。この日も、お土産を求めるお客さんでにぎわっていました。

 千葉から来た女性:「神奈川なんとか券というのをもらって2000円分付くので、それでお買物しようかなと。ありがたいですよね。旅行行ってお土産分が付くみたいな」

 食事や買い物に使える地域クーポン券ですが、来月に始まる全国旅行支援では平日が断然お得。土日に旅行客が集中するのを避けるため、休日1000円に対して平日は3000円ももらえます。

 東京から来た観光客:「額が違うので、より恩恵を受けるのであれば平日に行きたいなと」

 2000円分の違いはかなり大きいですよね。

 さらに、鈴廣蒲鉾本店ではオリジナルのクーポンも用意しています。

 鈴廣蒲鉾本店・鈴木智博常務取締役:「平日限定で、こちら『かまぼこの里』内で使えるクーポンをお渡ししています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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