正恩氏が「自宅の薬提供」 “人民に寄り添う”印象狙う(2022年6月16日)

正恩氏が「自宅の薬提供」 “人民に寄り添う”印象狙う(2022年6月16日)

正恩氏が「自宅の薬提供」 “人民に寄り添う”印象狙う(2022年6月16日)

 北朝鮮メディアは国内で急性腸内感染症が発生したことを受け、金正恩総書記が自宅の薬を提供したと伝えました。

 16日付の朝鮮労働党の機関紙は、李雪主(リ・ソルジュ)夫人とともに白衣姿で薬を手に取る金総書記の写真を掲載しました。

 記事などによりますと、南西部の海州(ヘジュ)市で急性腸内感染症が発生したことを受け、自宅で準備した薬を現地に送ったということです。

 感染症について具体的な病名は明らかにされていませんが、韓国メディアは腸チフスやコレラの可能性があると伝えています。

 金総書記は、5月も新型コロナの感染拡大を受けて常備薬を提供したと伝えられており、人民に寄り添う指導者の姿を印象付ける狙いとみられます。
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