“2億円超が貸金庫”“4600万円が押し入れに”昨年度の脱税事案…着手件数は過去最少(2022年6月15日)

“2億円超が貸金庫”“4600万円が押し入れに”昨年度の脱税事案…着手件数は過去最少(2022年6月15日)

“2億円超が貸金庫”“4600万円が押し入れに”昨年度の脱税事案…着手件数は過去最少(2022年6月15日)

6月15日に大阪国税局は昨年度、調査に新たに着手した件数が新型コロナウイルスの影響などで過去最少だったと発表しました。

 約2億4900万円が取引先や家族名義で契約された貸金庫3つに隠されていたケースや、脱税で得た資金で300万円ほどの高級腕時計を購入していたケース、家の押し入れに約4600万円が袋にくるんで隠されていたケース。

 大阪国税局は、6月15日に昨年度の脱税事案について発表しました。査察を終えた脱税事案の件数は29件で総額は約17億円に上ったということです。

 一方、新たに調査に着手したのは28件で、査察制度の創設以来最も少なくなりました。理由について大阪国税局は、「コロナ禍が情報収集や内偵活動に影響を及ぼした」としています。

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