ロシア 欧州諸国への天然ガスの供給を連日削減(2022年6月16日)
ロシアからドイツやイタリアへの天然ガスの供給が連日減らされています。ウクライナ情勢に関して揺さぶりを強める狙いがあるとみられます。
ロシアのガスプロムは15日、前日に続き、パイプライン「ノルドストリーム1」を経由したドイツへの天然ガスの供給を減らすと発表しました。
2日間で合わせて60%の削減となります。
ガスプロムは修理の遅れが原因だとしていますが、ドイツのハベック経済相は「価格を引き上げる狙いだ」と批判しました。
化石燃料の価格は高騰していて、輸出量が減ってもロシアの収入は高いままだと指摘されています。
また、イタリアでもエネルギー大手「エニ」が15日、ガスプロムからのガス供給量が前日に比べ15%減ったと明らかにしました。
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