「サル痘」 WHOが緊急委員会開催へ 「緊急事態」かどうか評価｜TBS NEWS DIG

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WHO=世界保健機関は天然痘に似た症状の感染症「サル痘」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか判断するため、来週、緊急委員会を開催することを明らかにしました。

WHOによりますと、「サル痘」について、今年に入り39か国から1600件以上の感染と、1500件以上の感染が疑われる事例が報告されているということです。

これまでにも継続的に発生していたアフリカ諸国では72人が死亡していますが、新たに感染が確認された32か国ではいまのところ死者の報告はなく、ブラジルで死亡した1人について検査中だとしています。

テドロス事務局長は世界的な感染の広がりは明らかに異常だとして、サル痘が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうかを判断するため、来週23日に緊急委員会を開催することを明らかにしました。

また、サル痘の名称の変更にも取り組んでいて、出来るだけ早く公表するとしています。

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