読売テレビ 元社員の制作費不正請求問題で調査結果を公表「他の重大な不正行為は認められず」
読売テレビは19日、元社員(管理職)が制作費を不正に請求していた問題を受けて調査を行い、そのほかの重大な不正行為は認められなかったとの結果を公表しました。
読売テレビの管理職だった元社員は、2020年4月から約3年間、飲食費などの領収書を制作会社の関係者に渡して、その金額を現金で受け取り、制作会社に費用を請求するよう指示し、合わせて約877万円を読売テレビに不正に支払わせるなどしていました。
これを受け、読売テレビは、社外の公認会計士らによる調査委員会を設置し、他にも不正がなかったかなどを調査しました。この日、「重大な不正行為はなかったものの、金額設定の根拠が客観的にみて不明瞭な『追加制作費』の支払いなども多くあった」との調査結果を公表しました。
読売テレビは2020年度にさかのぼって税務署への修正申告を終え、再発防止に取り組むとしています。
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