【山梨殺人放火】19歳男を検察官送致 起訴なら実名報道の対象

【山梨殺人放火】19歳男を検察官送致 起訴なら実名報道の対象

山梨県甲府市の殺人放火事件で甲府家庭裁判所は4日、少年審判を開き、19歳の男を検察官送致することを決めました

事件は去年10月、山梨県甲府市の会社員・井上盛司さんの住宅が全焼し、井上さん夫婦が遺体で見つかったものです。

殺人などの疑いで逮捕された長女の知人の19歳の男について、精神鑑定を行った甲府地検は先月、家庭裁判所に送致していましたが、甲府家庭裁判所は4日に少年審判を開き、大人と同様の刑事処分が妥当だとし、男の検察官送致＝逆送を決めました。

甲府家庭裁判所は理由として「計画的な非行であり残虐さを極めている」とし「反省したり被害者に謝罪する態度が見られない」としました。

甲府地検は10日以内に起訴するかを判断し、起訴されれば、今月1日に施行された改正少年法に伴い、19歳の男は実名報道の対象となります。
(2022年4月4日放送「news every.」より)

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