外国人観光客受け入れ準備にデジタル活用 オーバーツーリズム再燃の懸念は?(2022年6月11日)
およそ2年ぶりに解禁される外国人観光客の受け入れ。
デジタルによる外国語対応やキャッシュレス決済を導入、
急ピッチで準備が進んでいます。
▼岐阜・白川郷「デジタル」活用し外国人受け入れ準備
岐阜県の「白川郷」。コロナ前は人口わずか1600人の村に年間100万人の外国人が訪れ、増えすぎた観光客が地元に悪影響を及ぼす「オーバーツーリズム」問題が指摘されるほどでした。
11日、白川郷を訪れると・・・
笹原加奈子リポート)「観光客の姿、それほど多くはないようです」
大阪から来た観光客)「お店の人たちには悪いけど観光するのは日本人ばかりのほうが本当は良い」
オーバーツーリズムの再燃を懸念する声もありますが、とはいえ外国人観光客は生命線。安心して受け入れるための準備を急ピッチで進めています。
飛騨牛をはじめ、地元の食材が味わえる「お食事処けやき」。
けやき 古田啓子さん)「自分のスマホで注文できるオーダーシステムで、日本語と英語と中国語に対応しております」
外国人が注文に困らない仕組みであると同時に、人と人との接触も少なくできます。
さらに、白川村はキャッシュレス決済も推進していて、国内外の電子決済サービスで支払うと2割引きになるキャンペーンも16日から実施します。
デジタルを活用した受け入れ準備はほかにも・・・
神田家 神田英美さん)「こちらのコードを読み込んでもらうと説明文が英語で表記されます」
合掌造り家屋の見学施設では、QRコードを読み込むことで英語で解説が見られるサイトを新たにつくりました。
けやき 古田啓子さん)「徐々にではあると思うけど以前のように活気のある白川へ、大勢に来てほしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く