“都民割”あす正午に予約再開へ 希望者集中、争奪戦に?(2022年6月9日)

“都民割”あす正午に予約再開へ 希望者集中、争奪戦に?(2022年6月9日)

“都民割”あす正午に予約再開へ 希望者集中、争奪戦に?(2022年6月9日)

 新型コロナの感染の落ち着きを受け、旅行代金の1人1泊5000円が補助される「もっとTOKYO」いわゆる「都民割」の予約が10日正午に再開されます。希望者が集中することも予想されますが、予約を取ることはできるのでしょうか。

 夏の旅行、今年はぜいたくできるかもしれません。ただし、あなたが都民なら。

 10日から再開される「もっとTokyo」はワクチンの3回目接種を終えるか、陰性証明があれば都内で旅行代金について、宿泊で1人1泊5000円、日帰りで2500円が補助されます。

 予約開始は10日正午。

 旅行アナリスト・鳥海高太朗さん:「今回も、かなりの争奪戦になるのでは」

 2年前の予約開始では予約の電話が殺到した旅行会社も。

 9日に取材したホテルでは、通常2人1部屋で5万円のところ「もっとTokyo」適用で1人5000円ずつ割引され、実質4万円に。さらに1万円分の館内利用券がプレゼントされ、このチケットを使えば豪華ビュッフェがタダになります。

 このプランは前回、サーバーがダウンするほど争奪戦になったそうです。

 都民割で浮いた1万円で檜(ひのき)風呂に変更し、ぜいたくに過ごす手もあります。

 ホテルニューオータニ広報・三輪隆大さん:「まだ遠出しづらいが、都内の近場のホテルでゆっくりした時間を過ごして頂きたい」

 さらに都心を離れ、海を越えても都民割の対象です。東京にある伊豆大島など11の島は都心よりも、もっとお得になるそうです。

 旅行アナリスト・鳥海高太朗さん:「今回、東京の離島においても電子クーポンが販売されることになっています」

 島内通貨「しまぽ」。島で使える1万円分の通貨が10日から7000円で販売開始。つまり3000円お得に。もちろん都民割も対象です。

 東京からおよそ120キロ離れた伊豆大島は、1年中温暖な気候に恵まれた自然豊かな島。

 ホテル白岩・白井岩仁代表取締役:「もともと、今年の夏は非常に期待できると思っていた。島は飛行機や船で行くしかなくて、来島される人数の上限がきてしまう。自然なソーシャルディスタンスが取れる夏休み」

 しかも「しまぽ」は、飲食やダイビングなどのアクティビティーにも使用できます。

 ホテル白岩・白井岩仁代表取締役:「大島は、海もあり山もある自然環境。ナトリウム塩化物泉という、しょっぱい温泉、椿油のオイルフォンデュがおもてなし」

 ただ、前回と違うのは、3回目のワクチン接種、もしくは新型コロナの陰性証明が必要なこと。東京都民の3回目接種率は58.3%です。9日、早速ワクチンを打ちに来た人も。

 都民(30代):「3回目打つと、『もっとTokyo』の割引が適用されると聞いたから、早めに打ちに来ました。ちょっといいホテルに泊まってみたい」

 都民(60代):「八丈島に住んでいるので、島を巡ってみたい」「(Q.何を打ちましたか)ノババックス」

 しかも、頭痛や発熱などの副反応が他のワクチンより少ないとされる「ノババックス」のワクチン接種も始まったばかりです。

 本格的に旅支度を始めた都民。

 旅行アナリスト・鳥海高太朗さん:「今回、東京でもホテル、旅館の割引が始まるということで、東京の人が動くきっかけになる。それが全国に広がっていくという部分で、東京の割引制度開始は大きな意義がある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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