“10億円詐欺”容疑者を逃亡先のインドネシアで逮捕(2022年6月8日)
およそ10億円に上る持続化給付金詐欺事件で、指名手配中だった男がインドネシアで逮捕されたことが分かりました。現地から報告です。
(西橋拓輝記者報告)
ジャカルタにある入国管理局には日本大使館の職員、そしてインターポール=国際刑事警察機構の職員が建物に出入りするなど徐々に慌ただしさが出てきています。
現地の警察によりますと、谷口光弘容疑者(47)は7日の午後10時半、日本時間の8日午前0時半、スマトラ島ランプー州にいたところ身柄を確保されました。
日本政府は谷口光弘容疑者に詐欺容疑で逮捕状が出ていたことを受け、去年4月、容疑者のパスポート返納命令を出していて光弘容疑者のパスポートはすでに失効していました。
今回、インドネシア警察は不法滞在の疑いで容疑者を逮捕したということです。
光弘容疑者と元妻ら3人は、過去最大規模のおよそ1800件の持続化給付金の申請を繰り返し、10億円近くを不正に受け取っていたとみられています。
日本の警視庁は今後、インドネシアの当局と調整を進めたうえで、光弘容疑者を日本へ移送して詐欺容疑で逮捕する方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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