セベロドネツクの戦況「厳しい」ゼレンスキー大統領(2022年6月3日)
ロシア軍が制圧を狙うウクライナ東部・ルハンシク州のセベロドネツクについて、ゼレンスキー大統領はロシア側の攻撃に耐えているものの、依然、厳しい状況にあると訴えました。
ルハンシク州でウクライナ軍最後の拠点とされるセベロドネツクを巡っては、ロシア軍がすでに8割を制圧しています。
こうしたなか、ゼレンスキー大統領は2日、ウクライナ軍がロシア軍の猛攻に耐え、いくつかの戦闘で成功を収めたものの、状況は「非常に厳しい」と訴えました。
また、アメリカ政府による高機動ロケット砲システムなどの提供に感謝を述べつつ、他の国に対しても、さらなる軍事支援を求めました。
一方、ルハンシク州の知事は2日、CNNの取材でセベロドネツクにある化学工場の地下シェルターに子どもを含むおよそ800人が避難していると明らかにしました。
ミサイル攻撃の標的になっているということです。
ロシア軍はルハンシク州全域の制圧に向け、攻勢をさらに強めるものとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く