【3年ぶり”海開き”】マスクや“抗原検査のキット”も…ゴミ増加
新型コロナウイルスの影響で閉鎖していた海水浴場が、3年ぶりの「海開き」となりました。にぎわいを取り戻した一方で、海岸に捨てられたゴミが増加するなど、“残念な事態”も起きていました。
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厳しい暑さの中、大勢の人でにぎわっていたのは、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの海開きとなった、神奈川県の「大磯海水浴場」と「逗子海水浴場」です。
3連休最終日の18日、「逗子海水浴場」では、感染対策をしながら海水浴を楽しむ人たちの姿が見られました。
神奈川県から来た海水浴客
「結構、人が多いのでビックリしました。距離は一応取りますね」
しかし、禁煙の海岸でたばこを吸うなど、一部、ルールを守らない人たちも見られました。
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一方、海の家は開設されなかった大磯の海水浴場では、家族連れを中心に、久しぶりの海を満喫していました。
子供たちは「楽しい!」「楽しい~。今は(砂の中で)地獄、目には砂が入る」と笑顔を見せました。
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ただ、両方の海水浴場で目立っていたのが、海岸に捨てられた「ゴミ」です。大磯海水浴場では、海から離れたところに、まだ使えそうなシートが捨てられていました。また、マスクやコロナの抗原検査のキットなど、コロナ禍ならではのアイテムも海岸に捨てられていました。
一夜明けた19日、地元で海の清掃活動をする団体が、ゴミの回収作業に追われていました。
かながわ海岸美化財団 柱本健司さん
「さみしい海岸をこの2年見てきたので、人がたくさんいる海岸はすごくうれしいんですけども、実際、たくさんゴミが出てしまっているという残念な結果が」
3年ぶりの海水浴場オープンで人が増えたことで、比例するようにゴミの量も増加したといいます。
さらに、神奈川県の酒匂海岸では、バーベキューのゴミの分別に苦労していました。
柱本さん
「中身を開けて、ゴミを分別しなきゃいけないというのが、バーベキューゴミの一番大変なところ」
「暑さもあって、マスクをしながら、それと感染予防をしながらゴミを片付けなきゃいけないというのは、想像以上に結構キツい作業です」
まだ始まったばかりの夏。団体は、海で遊んで出たゴミを持ち帰るよう呼びかけています。
(2022年7月19日放送「news every. 」より)
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