【独自】実弾窃盗疑われ自白強要でうつ病に…奈良県警巡査長の訴えに『県は争う方針』(2022年9月22日)

【独自】実弾窃盗疑われ自白強要でうつ病に…奈良県警巡査長の訴えに『県は争う方針』(2022年9月22日)

【独自】実弾窃盗疑われ自白強要でうつ病に…奈良県警巡査長の訴えに『県は争う方針』(2022年9月22日)

奈良県警の男性巡査長が『銃弾を盗んだと疑われてうつ病を発症した』として奈良県に損害賠償を求めている裁判で、県側が争う方針であることがわかりました。

 奈良西警察署の男性巡査長は、実弾5発を盗んだ疑いをかけられ、奈良県警から「お前しかおらん」「色んな罪を掘り起こして何度でも逮捕する」と自白を強要されてうつ病を発症したとして、今年8月に奈良県に対して慰謝料など約710万円を求める訴えを起こしました。

 実際には銃弾の紛失はありませんでしたが、関係者によりますと、この裁判で奈良県側は巡査長の訴えを棄却するよう求める方針だということです。

 奈良県警幹部はこれまでの取材に「他の警察官にも聞き取りを行っており適切だった」などと主張しています。

 第一回口頭弁論は今年10月4日に開かれます。

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