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【独自】原発に大量の爆発物 「従業員を拷問」責任者が語る緊迫現状(2022年6月2日)
ロシア軍に掌握されているヨーロッパ最大規模のザポリージャ原発に大量の爆発物が置かれていることが分かりました。この原発の責任者が番組の取材に「現場で働く従業員が拷問されている」と緊迫した現状を語りました。
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「『ザポリージャ原発に武器や爆発物がある』とロシア軍にはっきり言われました。原子炉の近くで爆発が起きれば大変な影響を及ぼします」
3月上旬からロシア軍に掌握されているザポリージャ原発。
「核の大惨事」につながりかねない危険な状況です。さらに・・・。
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「ロシア側はウクライナ人の従業員を拷問して親ロシアにしようとしています」
今も原発で働く従業員の1人が危険を顧みず、取材に応えてくれました。
ザポリージャ原発で働くウクライナ人:「ずっと恐怖心があって、あすはどうなるなるのか、1時間後にどうなるのか不安があります」
ウクライナ南東部にあるザポリージャ原発。ヨーロッパ最大規模の原発で、ウクライナ国内の5分の1の電力を供給しています。
しかし、3月上旬からロシア軍が掌握。最大1300人の従業員が今も、この原発で働いているといいます。
ウクライナの原子力発電公社トップのペトロ・コティン総裁が番組の取材に応じ、「ロシア軍が原発を軍事基地にしている」と訴えました。
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「現在ザポリージャ原発には約500人のロシア兵がいます。さらにロシア軍の戦車などが50台くらいあります。『ザポリージャ原発に武器も爆発物もある』とロシア軍にはっきり言われました。爆発物が原発にあること自体が非常に危険です。ロシア軍は原発を自宅のように使用しています。そこにいる間、ウクライナ軍から攻撃されることはあり得ないからです」
ザポリージャ原発は3月上旬にロシア軍の攻撃を受けました。
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「3月の攻撃の時に3割から5割の砲弾が不発でした。ロシア軍は複数の場所で不発弾をそのまま爆発させています。原子炉の近くでも不発弾の処理を行いました。どこに何の設備があるのか理解していないのです」
ロシア軍が持ち込んだ爆発物によって核の大惨事につながる恐れがあると危機感を募らせます。
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「ザポリージャ原発には6基の原子炉があります。中には核燃料が満タンに入っています。原子炉の近くで爆発が起きれば大変な影響を及ぼします」
いつ大惨事になってもおかしくない緊迫した状況・・・。
稼働中の原発で働く従業員たちは、さらに別の危険にもさらされています。
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「ロシア側はウクライナ人の従業員を拷問して親ロシアにしようとしています。1週間前には従業員が自宅で銃撃されました。従業員は携帯電話をチェックされます。反ロシアの疑惑があれば、その人は拷問されます」
命の危険がつきまとう極限状態のなか、今もザポリージャ原発で働く従業員の1人が匿名で電話インタビューに応じてくれました。原発の現状について尋ねると・・・。
ザポリージャ原発で働くウクライナ人:「申し訳ないですが、詳細は言えないです。通常通り働いています。放射線のレベルに異常はないです」「(拷問は受けていますか?)ノーコメントです。ずっと恐怖心があって、あすはどうるなるのか、1時間後にどうなるのか不安があります」
原子力発電公社「エネルゴアトム」、ペトロ・コティン総裁:「従業員はロシア軍に従うつもりはなく、ウクライナ側の指示に従っています。我々が毎日オンラインミーティングをしています」
ロシア側の圧力と戦いながら原発を正常稼働させることに努めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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