「顔ぶれ変わらず」との声も・・・東証“3市場”に再編(2022年1月12日)
市場からは「顔ぶれが変わっていない」との声が上がっています。
東京証券取引所・山道裕己社長:「プライム市場は、世界経済をリードしていくための市場です。上場会社の変化に注目して頂きたい」
東京証券取引所は4月、1部、2部、ジャスダック、マザーズの4つの市場を時価総額や企業統治の水準などによって「プライム」「スタンダード」「グロース」の3つに再編します。
中でも、プライム市場は、従来の東証1部よりも上場の基準を厳しくし、国際的な競争力のある企業に絞り込むとしていました。
最上位市場としての位置付けを明確にし、国内外から投資を呼び込むことが狙いです。
東証によりますと、現在1部に上場する企業の84%にあたる1841社がプライム市場に移るということです。
ただ、このうち296社はまだ基準を満たしておらず、改善計画を前提とした経過措置の適用企業だといいます。
このため、「厳選企業による最上位市場」という元々の目標が達成されるかは、微妙だとの声も出ています。
(「グッド!モーニング」2022年1月12日放送分より)
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