「まん延防止」34都道府県に拡大へ 「オミクロン恐ろしい」学級閉鎖も(2022年1月24日)
新型コロナウイルス感染は全国的に急拡大していて、政府は24日午後に「まん延防止等重点措置」を全国34の都道府県に拡大する方針です。「第5波」の時とは異なる生活への影響が出始めています。
子どもたちの日常も、これまで通りとはいきません。
東京・新宿区では25日から区立の小中学校で分散登校が始まりました。約600人の児童を午前と午後の2組に分けて授業を行います。
この対策も、やむを得ない状況です。
新宿区立早稲田小学校・宇山幸宏校長:「こちらの学級については日曜日から10日間、2月1日まで学級閉鎖。(感染者の)人数は複数としか伝えられないが、本当にけなげにマスク手洗いしてきた子どもたちなんですけど、オミクロン株の感染力の強さは改めて本当に恐ろしい」
政府は少なくとも18道府県に対し、まん延防止等重点措置を適用する方向で調整していることが分かりました。
新たに追加される見込みの北海道。すでに観光客はまばらで、旬を迎えた海産物も行き場を失いかねません。
菊水・小笠原真由美さん「ほとんどこの辺、人見掛けない」「(Q.こういう状況は?)恐ろしいですよ。(要請があれば)ただただ従って本当にやるべきことをやるだけ」
感染者の増加とともに急増しているのが自宅療養者です。第5波のピーク時よりも多く、過去最多となっています。その様子にも変化が見て取れます。
女性だけの代行サービスを行う会社。
スタッフ・遠藤愛さん:「ランダムで直筆サインが入っているそうなので5枚買ってきてほしいという」
買い物代行を頼まれたスタッフが向かったのはレコード店です。自宅療養中の20代女性に購入を依頼されたのはアーティストのCD。限定生写真付き5枚です。
スタッフ・遠藤愛さん:「残念ながら完売してしまっていまして・・・」
あいにく売り切れでしたが、料金は基本料金など6600円です。25日に再チャレンジをしてイベントにも代行して参加するそうです。
スタッフ・遠藤愛さん:「どのくらいの人が来てとか、スタッフが感じたことをそのまま伝えるような形になります。少しでも励みになればいいなと思っています」
これまで自宅療養者や濃厚接触者などの買い物代行をしてきた、こちらの代行サービス。第6波では、こんな傾向があるそうです。
女性スタッフの便利屋クライアントパートナーズ・尾関久美チーフマネージャー:「生活必需品というよりは娯楽系の自分の趣味とか限定品のグッズを購入してきてほしいとか。本来は自分で行きたかったが感染して行けないという方からの依頼が少しずつ増えてきていますね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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