ロシア軍 ウクライナ東部セベロドネツクの8割制圧(2022年6月2日)

ロシア軍 ウクライナ東部セベロドネツクの8割制圧(2022年6月2日)

ロシア軍 ウクライナ東部セベロドネツクの8割制圧(2022年6月2日)

 ロシアによる侵攻で激しい攻防が続くウクライナ東部ルハンシク州のセベロドネツクについて、ロシア軍が8割を制圧したと現地の知事が明らかにしました。

 東部ルハンシク州のハイダイ知事は1日、ウクライナ軍最後の拠点とされるセベロドネツクの戦況について、8割がロシア軍に制圧されたと明らかにしました。

 ただ、ウクライナ軍も抗戦を続けていて、ロシア兵6人を拘束したと述べています。

 ロシア軍は、隣接するリシチャンシクについても「包囲はほぼ終えていて制圧も時間の問題だ」としていて、攻勢を強めています。

 ロシア軍がこのセベロドネツクとリシチャンシクを制圧すれば、ルハンシク州全域を支配することになります。

 一方で、ウクライナメディアによりますと、ロシア軍が制圧を宣言している南部へルソン州ではウクライナ軍が反撃を続けています。

 ウクライナ軍が1日までに北部にある20以上の集落をロシア軍から奪還し、南に向けさらに進軍しているということです。
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