ワリエワ選手ドーピング問題でWADAが提訴 ロシアの対応に不満(2022年11月9日)
北京オリンピック・フィギュアスケートに出場したロシアのカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題を巡り、WADA＝世界反ドーピング機構が提訴しました。
WADAのバンカ委員長は8日、ワリエワ選手のドーピング問題について、CAS＝スポーツ仲裁裁判所に提訴したと明らかにしました。
RUSADA＝ロシア反ドーピング機構に対し、迅速に問題を解決するよう通告したものの、進展がなかったとしています。
RUSADAは先月21日、ワリエワ選手の処分など一切を機密とすると発表したため、WADAが懸念を示していました。
ワリエワ選手は北京オリンピックでドーピング問題が発覚し、WADAはその際も出場資格を巡り提訴しましたが、CASはそれを退け、ワリエワ選手が16歳未満だったことなどを理由に出場継続を認めていました。
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