米大統領「ロシア射程のロケットは送らない」(2022年5月31日)
ウクライナへの軍事支援を巡り、アメリカのバイデン大統領は「ロシアを攻撃できるロケットは送らない」と明言しました。
バイデン大統領:「(Q.ウクライナに長距離ロケットシステムを送るつもりなのか?)我々はロシアに攻撃できるロケットシステムをウクライナに送るつもりはない」
バイデン大統領は30日、記者団に対してロシア国内を射程とする長距離ロケット砲はウクライナに提供しない意向を明らかにしました。
複数のアメリカメディアは先週、ウクライナの要請を受けてバイデン政権が多連装ロケットシステムなどを送る準備を進めていると報じていました。
CNNによりますと、早ければ来週にも正式に発表される可能性があるとしています。
一方で、アメリカ政府内では「ウクライナ側がこれらの兵器を使ってロシア国内を攻撃する可能性があると懸念する声が上がっている」とも伝えていて、政権内部で軍事支援の範囲やその影響を踏まえて慎重に検討が進められているとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く