「夫を殺す方法」著者 夫を殺害した罪で有罪評決 米オレゴン州(2022年5月30日)

「夫を殺す方法」著者 夫を殺害した罪で有罪評決 米オレゴン州(2022年5月30日)

「夫を殺す方法」著者 夫を殺害した罪で有罪評決 米オレゴン州(2022年5月30日)

 夫を殺害したとして「夫を殺す方法」の作家に有罪が言い渡されました。

 正面を見据え表情すら変えず「有罪」との評決を聞く女。ナンシー・クランプトン・ブロフィ被告です。

 CNNによれば、オレゴン州ポートランドの裁判所の陪審は25日、夫を殺害したとして妻である被告に有罪評決を言い渡しました。

 被告は作家で、「夫を殺す方法」と題したエッセーを発表したことがあります。

 事件発生当時、メディアは警察からの情報をこう伝えています。

 ロイター(2018年9月):「エッセーに書いた自らの「助言」に沿って夫の殺人を実行したとされる」

 2018年、被告の夫は講師を務める料理学校で射殺されていました。検察は被告が夫の後をつけ、勤務先の料理学校で拳銃で撃ったとしています。

 被告の小説はそれほど売れておらず、2人は借金に苦しんでいたと主張。夫の死に伴い、100万ドル約1億2600万円相当の資産が被告に残された可能性があるともしています。

 しかし、被告は「夫が生きていた方が経済的に恵まれていた」と主張し、殺害を否定。凶器とされる銃なども執筆のための資料だと主張していました。

 CNNによれば、被告は量刑言い渡しで禁錮25年を言い渡される可能性があるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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