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梅雨入り前に“記録的大雨”雹・雷も・・・東海・関東で“5月観測史上1位”相次ぐ(2022年5月27日)
不安定な大気の影響で、梅雨入りを前に記録的な大雨が各地を襲いました。
多摩川に架かる関戸橋では、工事のために設置されていた仮設の道路の一部が流されました。
近くの住民:「黒いのあるでしょ。向こうに渡るための橋をつくって、その下に水を流すためのパイプが流れていった。すごかった。あんなの初めて見た。鉄板も浮き上がって、筒も浮き上がって」
一気に降った雨で、川の水位はみるみる上昇。都の担当者によりますと、仮設の道路が流されてしまったため、中州では行き場を失った作業員12人が取り残されたといいます。作業員は、橋脚から仮設の足場を使い、1時間半かけて脱出したといいます。
反対岸で工事する作業員:「(Q.車が通っている橋の上に?)上がっていった。下りたとしても、あちらもこちら側も水が流れていて、人が歩けない状態だったので、上に避難したと」
活発な雨雲は東海から関東、そして午後には東北に強い雨を降らせました。静岡市や浜松市では、5月としては、観測史上最大の雨量を記録。洪水などの恐れがあるとして、約11万人に避難指示が出せれました。
そこまで強い雨が降らなかった場所でも突風が発生。富士市では、工場の屋根が飛ばされました。
工場の従業員:「ドッカーンって。前触れは何もなかった。停電になっちゃったもんで、シャッターも閉められないわ、動かせないもんで」
東海道新幹線の一部区間では一時、運転を見合わす事態となりました。その影響で、東京駅の構内は人であふれていました。
夜になっても、雷雨は続いています。埼玉県所沢市の道路はまるで川のような流れとなりました。
大気が不安定な状態は雨がやんだ後も続き、関東などでは26日夜いっぱい、北日本では28日にかけて急な雨や突風の可能性があり、注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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