“子ども習い事クーポン”困窮世帯に1万円分 福岡(2022年5月26日)
行政が子どもたちの習い事支援に乗り出します。
■“子ども習い事クーポン”困窮世帯に
福岡市・高島宗一郎市長:「毎月、子ども1人1万円分の電子クーポンを配布する事業をスタートします」
福岡市は、すべての子どもに平等な機会を与えるという目的で、習い事の月謝などに使えるクーポンを交付することを発表しました。
対象となるのは、福岡市在住の生活保護世帯か、児童扶養手当を受給する世帯の小学5年生から中学3年生です。
学習塾やスポーツ教室、音楽教室などの習い事費用について、子ども1人あたり最大月1万円を助成します。
母親を対象にしたある調査では、およそ4割が学習塾などに、月8000円以上払っているという結果が出ました。
■子どもの習い事“過熱”?「月8万円」
実際、毎月子どもの習い事にいくらかかっているのでしょうか。街で聞いてみました。
2児の父・会社員(30代):「上の女の子が、スイミング教室。下の男の子が、サッカー教室。長女が月5万円くらい。下の男の子は、3万円いくかいかないか」
なんと、月に8万円も月謝を払っている家庭もありました。
2児の母・自営業(40代):「上のお姉ちゃんが英語と塾とダンス。(ダンスが)1万5000円。英語は月1万円くらい。塾が1万5000円くらい」
いくつも習い事を抱え、毎月数万円の月謝を払うのは、こんな背景もあります。
2児の母・自営業(40代):「学校でバスケ部に入ってたんですけど、(コロナで)体育館が使えないとか、コロナで試合がなくなったとかで、部活動ができなくなって。しょうがないので、もっと興味があるダンスしようかなと、習いに行っている」
(「グッド!モーニング」2022年5月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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