【韓国雑踏事故】警察や行政の“不手際”次々と…市民感情に変化(2022年11月1日)
韓国・梨泰院(イテウォン)での雑踏事故は死者がさらに増え、156人になりました。事故直前、警察に現場の深刻さを伝える多くの通報が入っていたことが新たに分かりました。警察は会見で、現場の対応が不十分だったと認めました。様々な問題が指摘され始めているなかで、韓国の皆さんの今回の事故の受け止め方は何か変化はあるのでしょうか。梨泰院から報告です。
(佐々木快アナウンサー報告)
数えきれない思いが梨泰院にあふれているのを感じます。
駅の入り口を見ますと、たくさんのメッセージが書かれていて、びっしりメモが貼られているのが分かります。
そして、手向けられた花は歩道を埋め尽くしました。
1日は、献花に訪れる人のなかには写真立てを置きに来る人も多くいました。
なかには「Miss you」、日本語で「会いたいよ」と書いてあるメッセージを写真立てに添える人もいます。
多くの人がこの場所で涙を流していきました。
ただ、話を伺っていきますと、皆さん、どうしてこんなことが起こってしまったのかと、怒りの声をにじませる人も多くいました。
こうした声が上がっているのは、次々と人的な要因が分かってきたからです。
警視庁のトップが、事故が発生する前に多くの通報があったにもかかわらず、現場の対応が不十分だったことを認めました。
さらに、韓国メディアは救急車の到着が遅れたことも指摘しています。
実はこの梨泰院駅からすぐのピンク色の建物の手前に消防署があります。
ただこの距離感で救急車が遅れたということは少し疑問に感じるところもあります。
韓国では11月5日まで追悼期間とされています。
それ以降に責任の追及がなされるものと思われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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