知床観光船が曳航中に落下 再び船体つり上げ作業へ(2022年5月25日)
北海道知床半島沖で沈没し引き揚げに向けて曳航(えいこう)されていた観光船が海底に落下しました。船を再びつり上げるため無人潜水機で船体にベルトをかける作業が間もなく行われる予定です。
24日午前、ベルトにくくり付けられ曳航されていた観光船「KAZU1」が落下し水深182メートルの海底に沈みました。
水中カメラによる調査では船底を下にした状態で原形をとどめているということです。
第1管区海上保安本部によりますと、装着されていた5本のベルトのうち2本が切れていました。
船を再びつり上げるためこの後、25日午前7時から無人潜水機を投入し遠隔操作でベルトを掛ける作業が行われます。
26日は船体をつり上げ、作業台船「海進」に固定して水深の浅い海域に移動したうえで「KAZU1」を「海進」の上に載せる予定となっています。
早ければ27日にも網走港に入港する見通しだということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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