「片目しか見えない」障害者も戦場に? ロシアの“兵不足”(2022年5月22日)

「片目しか見えない」障害者も戦場に? ロシアの“兵不足”(2022年5月22日)

「片目しか見えない」障害者も戦場に? ロシアの“兵不足”(2022年5月22日)

 ウクライナ軍の反転攻勢でロシア軍で兵士の不足も伝えられているなか、ウクライナの当局はロシアが不足する兵士を補うために障害者を戦場に送り込んでいると伝えました。

 ロシア軍は、かつて占領していた町も攻撃し続けているようです。

 住民:「リンか何か明るい火花が飛んできた。火災になった」

 住民によりますと、ロシア軍は民間人に対して使用が禁止されている焼夷(しょうい)弾を使い、家や畑などすべて燃やしていったといいます。

 住民:「今まで色々乗り越えてきたが、もう力も忍耐も残っていない」

 ウクライナ北東部ではウクライナ軍がロシア軍を押し戻し動きが見られますが、ロシア軍による攻撃は続いていて、緊張が高まっています。

 一方、イギリスの国防省はロシア軍が開戦以降に投入した地上戦力の3分の1を失ったと推定しています。

 戦力損耗率は30%を超えると軍隊として機能しなくなるとされています。

 こうしたなか、ロシア軍にある疑惑が浮上しています。

 ウクライナ保安庁が公開した捕虜になったロシア兵です。

 捕虜になったロシア兵:「私は身体障害者です。私は視力が悪く、幼いころから片目しか見えない」

 身体障害者だという男性は、なぜ兵士になったのでしょうか・・・。

 捕虜になったロシア兵:「いつも通り仕事に出掛けたら突然、軍の担当者が来て身分証明書を見せるように言われた。そこで『徴兵する』と言われた。バスに乗るように指示され、軍服とヘルメットをもらえたが防護服は一切もらえていない」

 さらに、戦地のウクライナに来てから驚かされたことがあったといいます。

 捕虜になったロシア兵:「(ドネツク州)ノボアゾフスクでまひなどの他の障害を持つ人をたくさん見た。全員、徴兵されて来た。私は怖くて地下室に避難していた。ウクライナ軍を見て無抵抗で捕虜になることを決めた」「私は頭蓋骨のけがをしていて、脳の動きに問題がある」

 イギリス国防省によりますと、ロシア軍の死者数は約1万5000人に上るとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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